2015年(平成27年) 6月28日(日)付紙面より
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地元を中心に県内外のおいしいパン屋さんが出店する「ぎんざパンまつり」が27日、鶴岡市の鶴岡銀座商店街・セントナリー広場で開かれた。大勢の家族連れが足を運び、目当てのパンを買い求めた。
商店街の魅力づくりと住民ニーズの把握を目的に、鶴岡銀座商店街振興組合が企画した。通算3回目となる今回は、庄内の7店と山形市の1店のほか、委託販売で帝国ホテル(東京都)と鶴岡市内の洋菓子店が出店した。
同広場には大勢の家族連れなどが並び、午前11時の開場とともにお目当てのパン屋の前に行列をつくった。各ブースでは玄米食パンやラスク、オニオンロールやパニーニなどの調理パン、メロンパンやあんパンなどの菓子パンがずらりと並び、甘く香ばしい香りが漂った。
だだちゃ豆や庄内砂丘メロンなどをアイスクリームにしてハンバーガー生地に挟んだ夏向けの「アイスバーガー」が登場し、家族連れの目を引いていた。開場して15分ほどで全商品が売り切れるブースもあった。
市内の40代と20代の母娘は「内陸の有名なパン屋が出店すると新聞で知り、早めに並んだ。めったに食べられないので、家族や友人と一緒に楽しみたい」と話していた。このほか、生バンドのジャズ演奏やかき氷販売、お楽しみ抽選会などが行われ、大勢の買い物客でにぎわった。