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2015年(平成27年) 10月4日(日)付紙面より

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「メダカ水田」稲刈り体験

 庄内町立余目第一小学校(中野智嘉校長)の4年生が2日、同町家根合の「メダカ水田」で稲刈り体験を行った。児童たちが雨上がりで足元がぬかるむ田んぼに入り、鎌を使った手刈りに挑戦した。

 同校は児童に地元の自然を学んでもらおうと、近くの家根合地区の農業者でつくるNPO法人「家根合生態系保全センター」(佐藤昭一理事長)と連携し、同NPOが取り組むメダカの保全活動に関わる総合学習「魚の学習会」を毎年実施している。

 魚の学習会は本年度から4年生が行うこととなり、5月17日に佐藤理事長が所有する田んぼで田植えを体験。約1カ月後に200匹のメダカが同地区の水田(計約115ヘクタール)に放流された。7月末に同地区の学童保育児童が参加し、田んぼのメダカを再び保全池に戻した。

 今回の稲刈りには4年生28人と教員、NPOメンバー、県庄内総合支庁の職員など合わせて約50人が参加。春に田植えした「はえぬき」の一部(2アール分)が刈り残されており、児童たちはNPOメンバーから鎌の使い方や刈り取った稲を6―8株ずつ束ねる方法を教えてもらいながら作業を進めた。

 初めて稲刈りをしたという國井聖大君(9)は「鎌を使うのが難しかったけど楽しかった。またやってみたい」と話していた。

 稲はNPOメンバーが自然乾燥させて脱穀し、今月中に「めだかの里米」として余目一小へプレゼントするという。

余目一小の4年生がメダカ水田で稲を手刈り。秋空の下で爽やかな汗を流した
余目一小の4年生がメダカ水田で稲を手刈り。秋空の下で爽やかな汗を流した


2015年(平成27年) 10月4日(日)付紙面より

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生涯にわたり口腔の健康を

 入れ歯に頼ることなく生涯にわたり自分の歯で過ごせるよう、口の中の健康を守り育てることを目的にしている全国の歯科医療従事者が一堂に会する「オーラルフィジシャン・チームミーティング2015」が3日、酒田市の東北公益文科大公益ホールで開幕。国内外から講師を招き、4日まで計6パートのプログラムを展開する。

 オーラルフィジシャンは、虫歯や歯周病を発生させないよう、口腔(こうくう)の健康を総合的に管理する歯科医師。このミーティングは、世界標準の歯科医療構築と実践を目的に、同市の日吉歯科診療所(熊谷崇院長)が開いている「オーラルフィジシャン育成サポートセミナー」を修了した歯科医院スタッフが集まり、2006年から毎年この時期に開催している。年々規模が拡大、今年は全国各地から約800人が参加した。

 初日は開会行事に引き続き、米国で歯科クリニックを開業するトーマス・ボルトさん(クレイトン大歯学部非常勤講師)が講演。「まずは患者の健康を第一に考え、疾患予防を手伝うことのできる『健康中心の歯科医師』になることが大事」と述べ、「よく話を聞くなど患者とコミュニケーションを取り、何を求めているか分かってあげなければいけない。そうすることによって希望する治療を引き出すことができるし、患者自身も健康に向けた行動を起こすきっかけになる」と語った。

 その後、「ブローネマルク・オッセオインテグレイション・センター」(東京都)の小宮山彌太郎院長がインプラント治療などに関し講演したほか、参加した歯科医師・歯科衛生士が事例発表。

 4日は歯周病患者のマネジメントに関する講演、育成セミナー受講者による報告などが行われる。

歯科医療従事者らが会場を埋めたオーラルフィジシャン・チームミーティング2015=3日午前
歯科医療従事者らが会場を埋めたオーラルフィジシャン・チームミーティング2015=3日午前



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