文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2015年(平成27年) 4月23日(木)付紙面より

ツイート

さらなる普及へ活用 推進協設立50周年で記念誌発刊

 市民生活の道しるべとして制定されている鶴岡市民憲章の推進・実践組織「鶴岡市民憲章推進協議会」(難波眞一会長)は、設立50周年記念誌「市民憲章推進50年のあゆみ」を発刊した。制定の経過や推進に向けた取り組みなど半世紀にわたる活動の足跡を紹介し、市民憲章のさらなる普及、啓発に活用していく。

 市民憲章は、市民が生活する上での理想像や規範を明文化し、旧鶴岡市が1963(昭和38)年に制定。翌64年に憲章の実践を図る市民組織の推進協議会が設立された。2005年の市町村合併を経て、旧市町村にそれぞれあった憲章を踏まえ、「出羽の山なみと日本海に抱かれ…」の前文で始まり、「自然を尊び、環境をととのえ、美しいまちにしましょう」など互いを思いやり地域を愛する精神をうたった5項目の本文から成る新たな市民憲章を06年10月に制定した。

 推進協議会は市内の自治組織や学校、各種団体、個人など110を超える会員で組織し、市民憲章の普及と実践に向け、功労者や実行顕彰の表彰、各種ボランティア活動などを展開。さまざまな会合の冒頭などで唱和されている。昨年11月に50周年記念式典を行った。

 A4判117ページの「50年のあゆみ」は記念事業の一環で、鶴岡市と共同で発刊した。旧6市町村ごとの市町村民憲章の制定経過と憲章文、同協議会の活動内容とともに、合併後の新鶴岡市民憲章の制定に向けた動き、各地域での花いっぱい運動や青少年実行顕彰の表彰、憲章板の設置といった実践活動、50周年記念式典の様子を写真も載せるなどして紹介。実践と推進に尽力した協議会役員らがつづった「思い出」、憲章板の設置場所やこれまでの表彰受賞者の記録なども収載した。

 記念誌発刊のあいさつ文の中で難波会長は「人々の価値観は多様化が進み、地域での人々の心のつながりや一体感は希薄になってきていると言われる中、お互いに地域を思いやる市民憲章の精神は大切なことであり、これを次世代に引き継いでいくことが重要」と記した。記念誌は1000部作製し、市民憲章の一層の普及と実践に向けた啓発に活用していく。

市民憲章のさらなる普及に向け発刊された記念誌「50年のあゆみ」
市民憲章のさらなる普及に向け発刊された記念誌「50年のあゆみ」


2015年(平成27年) 4月23日(木)付紙面より

ツイート

早咲きチューリップ見頃

 鶴岡市千安京田の「いこいの村庄内」(高橋司総支配人)で早咲きのチューリップが咲きそろい、天候に誘われるように家族連れらが足を運んでいる。大型連休前半までに見頃を迎えそうだ。

 いこいの村が管理するチューリップ園(約70アール)には、今年は68品種約10万球の球根を植栽。同施設によると、今年は例年より2週間ほど早く今月11日ごろから早咲きの品種が咲き始め、早咲きの2000球はすでに満開。現在は黄色の「ゴールデンエンパイヤーステート」、赤色の「アバ」などが見頃となっている。

 青空が広がった22日午前は、夫婦連れや小さい子どもを連れた家族連れが足を運び、色鮮やかなじゅうたんの中をゆっくりと散策。まだ桜の花びらも残り、桜とチューリップの共演を写真に収めるなどしていた。

 酒田市から1歳9カ月の娘を連れて足を運んだ団体職員、金子紘也さん(34)は「昨年も来たが見頃が終わっていたので、早めに来てみた。今年の桜の時期は娘が風邪をひいて花見に連れて行けなかったので、ここで見られて良かった」と話していた。

 チューリップ園では今後、中咲き、遅咲きと順に咲きそろう予定。同園などを会場に26日?5月6日まで、フリーマーケット(5月2―6日)や苗木プレゼント(同3日)などの「庄内チューリップ祭り」が行われる。

まだ花びらの残る淡いピンクの桜と、色とりどりのチューリップが共演=22日午前
まだ花びらの残る淡いピンクの桜と、色とりどりのチューリップが共演=22日午前



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field