2016年(平成28年) 4月17日(日)付紙面より
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鶴岡市由良の「海洋つり堀」が16日、今シーズンの営業を開始した。初日は大勢の親子連れなどが訪れ、大物を狙って釣りざおを並べた。
海洋つり堀は1978年に市が開設。海釣りを手軽に楽しめることから県内外からの団体客も多い。昨年、これまで運営していた市から、由良地区の漁業者や自治会関係者で立ち上げた「一般社団法人海の駅ゆら」(佐藤義男理事長)に経営が移行されて再スタートした。昨年の利用者は約1万4200人。
オープン初日は、晴天に恵まれ、午前9時の開場を前に、大勢の家族連れが行列をつくった。受け付けを済ませると、われ先にとさおを伸ばした。
釣り堀の縁付近はクロソイ、カサゴ、アイナメなどが釣れるとあって人気のポイント。さおがぶつかりそうになりながら、魚との勝負を楽しんでいた。
今シーズンの営業期間は10月中旬ごろまでで、毎週火曜日が定休日。5月の連休と、7、8月は休まず営業。営業時間は午前9時から午後5時まで。釣り堀利用料は釣りざおと餌代込みで一般1100円、中学生以下550円、入場のみは110円。海の駅ゆらの佐藤美喜雄統括部長は「5月の連休ごろはイナダ、8月ごろからタカバなど、季節に合った地物の魚を用意する。子どもでも楽しめるのでぜひ訪れて」と話していた。
一方、海の駅ゆらでは、つり堀オープンに合わせて「ヒラメ祭り」を開催。来月20日までの期間、ヒラメを格安で販売するという。