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2016年(平成28年) 9月25日(日)付紙面より

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松例祭へ100日間の修行 羽黒山頂で松聖の2人「幣立祭」

 今年も残り100日となった24日、鶴岡市羽黒町の羽黒山頂で「幣立祭」が行われた。大みそかから同山頂で行われる松例祭に向け、同祭の主役となる2人の松聖が100日間の修行に入った。

 松例祭は羽黒山三大祭の一つで、12月31日から1月1日にかけて繰り広げられる五穀豊穣(ほうじょう)や天下太平を祈る勇壮な火祭り。松例祭での神事は、麓の手向地区から選ばれた2人の松聖が修行によって得た験力を競う形(験競べ)で行われ、「冬の峰」とも呼ばれる100日間の修行が9月24日に始まる。

 今年の松聖は、位上(いじょう)が勝木好峻(本名・好)さん(62)、先途(せんど)が山本啓篤(同・啓)さん(63)。この日、羽黒山中の斎館の入り口に2本の大幣が立てられ、松聖の2人が拝詞を唱えた後、斎館で歴代松聖や今年の松例祭で各役を務める地元住民が集まり、引き継ぎの儀式などを行った。

 松聖の2人は今後、前半の50日は自宅で、後半は斎館にこもって精進潔斎に励む。穀霊が宿るとされる五穀を供えた「興屋聖(こうやひじり)」を前に朝夕の勤行を行うほか、11月15日から手向地区、12月1日から旧鶴岡市街地などで浄財集めの「松の勧進」に臨む。

斎館の入り口に立てた大幣の前で「幣立祭」に臨む松聖の山本さん(手前)、勝木さん(左奥)
斎館の入り口に立てた大幣の前で「幣立祭」に臨む松聖の山本さん(手前)、勝木さん(左奥)



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