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荘内日報ニュース
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2016年（平成28年） 1月26日（火）付紙面より
ツイート心意気示し無火災祈願
酒田市消防出初め式が24日、同市のマリーン5清水屋前・国道112号で行われた。寒さこそ厳しいものの、晴れ間が時折のぞく中、消防団員たちがはしご乗りや分列行進などを披露、「火消し」の心意気を示すとともに、今年一年の無火災を祈願した。
同市消防団（熊谷文昭団長）の団員ら約500人が参加、酒田地区広域行政組合消防本部などの車両10台が出動した。観閲に続き丸山至市長が「東日本大震災から間もなく5年。今年は酒田大火から40年の節目にも当たる。市民の命・財産を守るため日々、鍛錬を積み重ねてほしい」と訓示した。
引き続き、市消防団はしご隊（粕谷清人隊長）の男女隊員計4人がはしご乗りを披露。右膝と左手ではしごを支え、右手・左足を上げる「八そう飛び」、はしご上で逆上がりのように回転する「首ぬき」などの妙技が決まるたび、沿道に詰め掛けた市民からは「おーっ」という歓声と大きな拍手が上がった。最後は徒歩と車両の各部隊が分列行進を繰り広げた。
一方、災害に強い街づくりに向けて市は、全消防団員に小電力トランシーバー1台ずつを配備。出初め式開始前に引き渡し式が行われ、丸山市長が熊谷団長に対してトランシーバーが描かれた看板を手渡した。
アナログからデジタル方式への更新に合わせ、団員が情報を共有できるようにするための配備。看板を手渡した丸山市長は「災害のない酒田、災害に強い酒田に向け、さらなる尽力を」とあいさつ。熊谷団長は「管理を徹底して有効に活用する。機能が最大限に発揮できるよう訓練を積み重ねていきたい」とお礼を述べた。
はしご乗りの妙技を披露する消防団員たち
2016年（平成28年） 1月26日（火）付紙面より
ツイート飲み比べ“左党”舌鼓
新酒を奉納して五穀豊穣（ほうじょう）と商売繁盛を祈願する「第6回山王新酒祭り」が23日、鶴岡市山王町の山王通り商店街で開かれた。今年はナイトバザールと併せて開催。恒例の地元の新酒試飲なども行われ、多くの左党でにぎわった。
新酒祭りは、江戸時代中期に造り酒屋が立ち並んでいた山王商店街のにぎわいを復活させようと、市民有志が実行委員会を組織し2011年から毎年開催。例年200人ほどが訪れている。今年は鶴岡酒造協議会の協力で鶴岡市、庄内町から7酒蔵が参加し、8種類の新酒を用意した。
比較的穏やかな天候となったこの日、商店街に約20の屋台がずらりと並び、おでんやラーメン、焼き鳥、タラ汁などを販売した。山王日枝神社で新酒奉納神事が執り行われた後、午後4時から新酒試飲会がスタート。試飲ブースの前には参加者がぐい飲みを片手に行列をつくり、思い思いに楽しんでいた。市内から職場の同僚と訪れた20代の男性は「うちは近くだけど初めて来た。日本酒好きにはたまらないと思う。飲み比べて楽しみたい」と話していた。
新酒を味わおうと多くの左党でにぎわった山王新酒祭り
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