2016年(平成28年) 4月23日(土)付紙面より
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酒田警察署(黒坂繁見署長)の「警察犬防犯パトロール」が21日、酒田市の宮野浦小学校(阿彦裕光校長、児童378人)で行われ、新入学児童の下校時、飼い主や訓練士に連れられた嘱託警察犬が不審者に目を光らせた。
児童たちが犯罪に巻き込まれるのを防止するとともに、保護者の不安解消を目的に、同署が管内の小学校と毎年この時期に開催している。この日は管内に住む訓練士らに連れられたシェパード、ラブラドルレトリバー、トイプードル計5頭が参加した。
同校グラウンドで行われた出発式では、訓練士の阿部良一さんが嘱託警察犬について説明し、共に歩く服従訓練を披露した。その後、新入学児童68人は6方面に分かれて嘱託警察犬、訓練士、見守り隊員と一斉集団下校。間近で見る警察犬に近づいては「大きい」「かっこいい」「かわいい」などと歓声を上げていた。
2016年(平成28年) 4月23日(土)付紙面より
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鶴岡南高校山添校(京谷伸一校長)の伝統行事「由良まで歩く会」が22日、鶴岡市の小真木原公園から同市由良まで約14・5キロのコースで行われ、1、2年生41人がゴールまでの完歩に挑戦した。
「歩く会」は困難に向かう心を養い達成感を味わうとともに、同校の一員としての自覚を養おうと20年以上前から行われている伝統行事。1年生が対象だったが、3年前からは2年生も加えて実施している。
午前9時の出発を前に、スタート地点の小真木原野球場前で出発式が行われ、兼子由香教頭が「水分補給をしっかりし、全員が自分の目標を持ってペースを守りながら歩き切ってほしい」とあいさつ。生徒を代表して2年生の川上莉奈さんが「絶好の歩く会日和。無事に歩き切れるように交通ルールを守って行動しよう」と呼び掛けた。
生徒たちは先導の先生に続き、友達と会話を弾ませながら同公園を出発。白山、下興屋、草井谷、神子沢隧道、油戸を通ってゴールの由良を目指して歩いた。
先頭チームを歩いていた2年生の佐藤知博さんは「昨年は楽しかったが大変だった。今年はペースを崩さずみんなで到着したい」と意気込みを語った。