2017年(平成29年) 2月26日(日)付紙面より
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酒どころ・庄内の全18蔵元が一堂に集まる「地酒まつり」が25日、鶴岡市布目の庄内観光物産館で始まった。26日(日)まで2日間にわたり、新酒や蔵元自慢の計54銘柄の試飲が楽しめるほか、ラーメンや海鮮焼きの屋台など、多彩な食の空間を創出している。
冬場の閑散期の新しいイベントとするとともに、庄内の地酒を県内外にアピールしようと庄内観光物産館が初めて企画。屋外の駐車場に会場を設営し、18蔵元のブースなどを設けた。
初日の25日午前は、日本酒で体を温めるにはちょうどよい天気に。参加者は試飲用の2オンスカップ(60CC)を片手に、各蔵元が用意した新酒や熱かんなどを注いでもらい、ゆっくりと味見。大山地区の新酒・酒蔵まつりが大勢の観光客でにぎわうことから、「並ばずに飲めるのがいい」といった声も聞こえた。
宮城県から訪れた「アラフォー」という3人組女性は「フルーティーだったり、米の味がしっかりしたりとレベルが高い。値段が安くてもおいしい酒がある」と満足した様子だった。