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2017年(平成29年) 4月6日(木)付紙面より

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山居倉庫ライトアップ「照明普及賞」

 酒田市は、昨年7月から市が山居倉庫(同市山居町一丁目)の全12棟で実施しているライトアップが、一般社団法人照明学会の2016年「照明普及賞」に選ばれたと発表した。6月16日に東京都内で表彰される。

 同学会は1916(大正5)年に創立された照明に関する学術研究団体。昨年3月末現在の会員は全国の研究者ら個人5803人とメーカーなど賛助会員232社。照明普及賞は1957年から毎年、その年に完成した優秀な照明施設を顕彰しているもので、2016年の受賞施設は全国75施設、うち本県は東根市公益文化施設との2施設。

 山居倉庫のライトアップは、市が主要な観光拠点の夜間景観を整備し滞在型観光を推進する「酒田テラス事業」の一環で、パナソニック・エコソリューションズ(本社・大阪市)が施工した。JA全農山形が所有する10棟と市が所有する2棟の計12棟の東側(新井田川側)で、ラインライトやスポットライトなどLED(発光ダイオード)照明132基を設置。白壁や切り妻屋根など歴史的建造物の質感を際立たせるライトアップを、年間を通じ実施している。

 学会の審査では「夜間景観が、地方創生の一つの切り口として新たな観光資源になる可能性があり、その普及性は大きい」などと評価された。

 同市ではこの他、市国体記念体育館のアリーナLED照明が同学会東北支部の「照明技術賞」にも選ばれた。市が2015年度事業で、老朽化した大アリーナ120灯、小アリーナ48灯を全てLED化するとともに、点灯パターンをパネルで集中管理する使い勝手の良いシステムを導入、安全で快適なスポーツ環境を提供できるようにしたもの。施工は東芝ライテック(本社・横須賀市)。5月26日に仙台市内で表彰される。

照明普及賞の受賞が決まった酒田市の山居倉庫のライトアップ=昨年7月の点灯式
照明普及賞の受賞が決まった酒田市の山居倉庫のライトアップ=昨年7月の点灯式



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