2017年(平成29年) 4月9日(日)付紙面より
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鶴岡市羽黒町松ケ岡の湿地でミズバショウが見頃を迎え、里山に春を告げている。
ミズバショウはサトイモ科の多年草。花のように見える純白の仏炎苞(ぶつえんほう)の中に黄色の穂状の花を咲かせる。松ケ岡地区では幅約30メートル、奥行き約70メートルの湿地に約2万株が自生し、例年3月下旬から咲き始める。
今年も4月初めから咲き始め、ここ数日で気温がぐっと上がり今が見頃。湿地帯には鮮やかな緑の葉に純白のミズバショウがあちこちに群生し、鳥のさえずりが聞こえる中で静かにたたずんでいる。
近くの国史跡・松ケ岡開墾場では21日(金)―23日(日)の3日間、クラフト展や着付け体験などの「松ケ岡桜まつり」が行われる。