2017年(平成29年) 4月11日(火)付紙面より
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酒田市は9日午前、同市の桜(ソメイヨシノ)の開花を発表した。平年より5日早く、昨年より3日遅い「開花宣言」。
2009年10月に無人化されるまでは山形地方気象台酒田測候所が観測。翌10年からは市が自主的に「基準木」を定め、観測を継続している。
この日は小雨の降るあいにくの天候だったが、市公園緑地課職員が午前11時半ごろ、日和山公園第1駐車場側茶屋前にある「基準木」で8輪の花を確認、駆け付けた丸山至市長が「桜の開花を宣言します」と述べた。同課によると、開花から満開まで5日から1週間かかるという。
8日にスタートした「酒田日和山桜まつり」は23日(日)まで。期間中は30店余の露店が出るほか、夜間には150本のぼんぼりに明かりがともされ、千石船をライトアップ。満開の桜の下で花見を楽しめそうな15、16の土、日曜には消防音楽隊の演奏などイベントが繰り広げられる。
市によると、開花状況は随時、市ホームページで紹介していく。