2017年(平成29年) 4月30日(日)付紙面より
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庄内と関西圏を結ぶ庄内交通(本社・鶴岡市)の夜行高速バス「酒田・鶴岡―京都・大阪・USJ線」が28日、運行を開始し、酒田、鶴岡(エスモール)の両バスターミナ(BT)で出発式が行われた。
このうち、鶴岡市のエスモールBTで行われた出発式では、庄内交通などを運営する庄交コーポレーションの國井英夫社長が「インバウンドを推進し地域経済の活性化を図りたい。皆さんの期待にたがわぬよう観光地・庄内を志し、バスを活用した新しい形態の商品を提供する」とあいさつ。共同運行する南海バス(本社・大阪府堺市)の桝元政明社長は「さまざまな形で情報を発信しインバウンドにつなげ、庄内・関西双方の活性化につなげたい」と述べた。
第1便が到着すると運転手に花束が贈られ、関係者がテープカット。第1便には20人が乗車した。
バスはエスモールBTを午後8時に出発。京都駅八条口に翌日午前6時35分、大阪駅前に同7時45分、終点のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(降車のみ)に同8時50分に到着。運賃は片道最高1万5000円(往復2万7000円)。5月の大型連休中はほぼ満席となっている。