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2017年(平成29年) 1月10日(火)付紙面より

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大人の自覚新たに

 「成人の日」(9日)を前に8日、鶴岡(鶴岡地域)、酒田、遊佐の3市町で成人式が開かれた。対象者は1996(平成8)年4月2日から97(同9)年4月1日生まれ。各会場では振り袖やはかま、スーツなど晴れ着に身を包んだ新成人たちが大人としての自覚を新たにした。

【鶴岡市】新成人は男性491人、女性449人の計940人。グランドエル・サンで行われた式典には男性397人、女性362人が出席した。

 市消防団纏(まとい)隊の纏振り、鶴岡土曜会混声合唱団による記念演奏に続いて始まった式典では、榎本政規市長が「成人としての自覚を持ち、社会の一員として役割を担い、地域の力になることを期待する」と式辞。新成人を代表して和田宇未さん(20)=由良二丁目、大学生=のリードで市民憲章を唱和した。

 続いて斎小5年の佐藤凜太郎君、佐藤菜々美さんが「皆さんの夢と鶴岡のために未来に向かって進んでください」と新成人にメッセージを送った。最後に新成人代表の鈴木拓海さん(20)=大塚町、鶴岡高専5年=が「今まで支えてくれた人に感謝し、これからの出会いを大切にお互い支え合って生きていく」と誓いの言葉を述べた。

 式典終了後は出身中学校ごとに記念撮影が行われた。会場では久しぶりに会った旧友と記念写真を撮る姿が見られた。横浜の専門学校に通う板垣奈菜さん(20)は「今年卒業して病院で医療事務として働く。思いやりのある立派な大人になりたい」、都内の大学に通う渡部野乃花さん(20)は「子どもを笑顔にさせる保育士になりたい」、鶴岡市内の会社員、岡部祐樹さん(20)は「仕事でトップに立つ人になるため人をまとめる力をつけたい」とそれぞれ目標を語った。

成人式が行われ、新成人たちが大人としての一歩を踏み出した=8日、鶴岡市
成人式が行われ、新成人たちが大人としての一歩を踏み出した=8日、鶴岡市


2017年(平成29年) 1月10日(火)付紙面より

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地元産「寒ダラ汁」味わう

 鶴岡市中央児童館で8日、「ひろっぴあ こども寒鱈(だら)まつり」が開かれ、大勢の親子連れがマダラの解体を見学し、どんがらがたっぷり入った地元産の「寒ダラ汁」を味わった。

 幼いうちから郷土の食材と味に親しんでもらおうと、同児童館が「シーズン最初の寒鱈まつり」と銘打ち、鶴岡魚市場卸売の手塚商店(手塚太一社長)の協力を得て10年ほど前から開催。今回も県庄内総合支庁の魚食文化普及活動の一環で庄内浜文化伝道師講座の一つとして開かれた。

 寒ダラの解体は地元の由良漁港と鼠ケ関港に水揚げされた4キロの雄と8キロの雌を使って行われた。庄内浜文化伝道師マイスターの手塚社長が、クイズを出しながら庄内の魚食文化などを解説。手塚商店のスタッフで庄内浜文化伝道師の佐藤寛さんが2匹をさばいて雄と雌の違いを説明し、大きなアブラワタ(肝臓)や白子などのほか、胃袋の中に入っていたガサエビに大人たちも興味深そうに見入っていた。

 手塚社長は「雌の肝臓は雄より大きく、どんがら汁にするとおいしい。地元産の寒ダラは身の透明感が高く、他のものとは全然違う」と話していた。

 見学後は、どんがらと身だけのシンプルな寒ダラ汁を味わった。家族で訪れた大山小5年の井上優汰君(11)は「どんがら汁は大好き。さばくのを初めて見て、いろんな内臓があることを知ってとても勉強になった」と話していた。

手際よくさばかれる大きな寒ダラに興味深そうに見入る子どもたち
手際よくさばかれる大きな寒ダラに興味深そうに見入る子どもたち



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