2018年(平成30年) 6月1日(金)付紙面より
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三川町教育研究所(所長・小野寺茂義押切小校長)主催の生徒指導等講座が30日、同町公民館で開かれ、町内の教員らが指導方法や子どもとの関わり方について学んだ。
講座は教員の指導力向上を狙いに毎年実施している。今回は千葉科学大の熊谷圭二郎准教授を講師に迎え「Q―Uを活用した授業づくりと教師のかかわり方」のテーマで開催。
「Q―U」とは楽しい学校生活を送るためのアンケートで、児童生徒への理解・対応方法・学級集団の状態などを把握することができる。三川町では町が予算を確保し、小中学校で年2回実施している。
この日は町内の幼稚園、保育園、小中学校の教員を中心に126人が出席。熊谷准教授はQ―Uの目的や内容、活用について説明。「Q―Uと自分の指導タイプを理解、意識し、効果的な授業展開・対応を考えなければ」と述べた。さらに「先生も時代に合わせて変わらなければ。子どもたちに自分の人間的魅力が伝わるような対応、子どもたちを受け入れることが大切」と話した。