文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2018年(平成30年) 7月11日(水)付紙面より

ツイート

イギリスで日本料理を披露

 イギリスのロンドンなどで開催される食文化交流事業に参加する老舗旅館たちばなやの齋藤聴取締役調理長(56)と魚匠ダイニング沖海月の須田剛史料理長(42)が9日、皆川治市長を表敬訪問した。本年度創設された鶴岡市料理人等高度化支援事業を活用する。

 同支援事業は鶴岡市の豊かな食の魅力を広く発信する料理人の資質向上を図るとともに、意欲的に自己の技術向上を図る取り組みに対する支援制度。同事業の活用は本件で2例目となる。

 2人は今月14日、ロンドン市内にある日本料理アカデミーUKが主催する和食スクールの招聘(しょうへい)を受けて渡欧。本市の食文化の紹介と和食の調理技術や包丁技術を披露する講座を開く。15日にはハイパージャパン特設会場にて和食デモンストレーションイベントに出演。17日はイタリア・アルバ市で開かれるディナーイベントで懐石料理を披露、18日はブラ市で和食イベントに出席する。

 この日は齋藤調理長と須田料理長が市役所を訪問。皆川市長は「日本料理の繊細さや技術を発信するとともに、各国の技術を吸収して日本料理や食文化の発展の力にし、後進の育成にもつないでもらえれば」と激励した。齋藤調理長は「だしのうまみを教えたい。イタリアにはウナギがあるそうなので、軟らかく炊いてお茶漬けで提供する予定。日本料理の包丁さばきを披露したい」、須田料理長は「魚のおろし方や食材の切り方でどう味が変わるかを伝えたい。懐石ではお造りやわん物を提供する。日本人の繊細さやいかに気持ちを込めて料理しているかを伝えたい」とそれぞれ話していた。
     

食文化交流事業に参加する齋藤調理長(左)と須田料理長
食文化交流事業に参加する齋藤調理長(左)と須田料理長



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field