2018年(平成30年) 12月29日(土)付紙面より
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紅白模様や布袋様―。鶴岡市立加茂水族館(奥泉和也館長)で、来年のえと「亥(い)」にちなんだ魚や“おめでたい”生き物たちを集めた「正月展」が27日から始まった。クラゲドリームシアター前には門松が設置され、正月ムードを演出している。
キッズコーナーの正月展は7種類の生き物たちをそれぞれ水槽に並べた。体色が紅白のマナマコは対で展示。特に白色は珍しく「幸せを呼ぶ」といわれる。紅白模様の庄内金魚は大きな尾びれが特徴。布袋様にちなんで名付けられたぽってり腹の「ホテイウオ」、同水族館初登場のめでたい「アカアマダイ」、「亥」にちなんだキュウセンは中国語で「海猪魚」。口の形がイノシシに似ていることが名前の由来という。このほか、子孫繁栄や長寿などの象徴として縁起がいいエビやカニも展示している。
クラゲシアター前では、来場者がレインボーカラーに彩られたクラゲと門松との季節限定コラボレーションの中で記念撮影を楽しんでいた。
三が日は各日先着500人に餅の振る舞いが行われる。