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2019年(令和1年) 6月5日(水)付紙面より

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「高校生のための年金ディベート道場」活用を紹介 You Tubeにアップ

 東北公益文科大学(酒田市、吉村昇学長)の阿部公一教授(社会保障論、公的年金論、年金教育)が担当する専門演習(ゼミ)を履修する4年生8人がこのほど、阿部教授が作成した年金学習教材「高校生のための年金ディベート道場」の活用法を広く紹介する動画を制作し、動画共有サイト「You Tube」にアップした。自由に閲覧できるほか、教材と動画は今後、オープンキャンパスなどでの活用も想定している。

 阿部教授のゼミ生たちは2016年度から「国民年金加入行動啓発プロジェクト」と銘打ち、若年層、特に大学生の国民年金未加入・保険料未納問題を共通の社会問題と捉え、学生の視点で加入・納付を呼び掛ける動画を多く発表。これまで5本をアップし、いずれも「You Tube」で閲覧できる。

 阿部教授は今年2月、日本教育公務員弘済会による日教弘本部奨励金助成を受け、高校生をはじめとしたさらに若い世代から国民年金への理解を深めてもらおうと、「―ディベート道場」を作成した。「国民年金の保険料なんて払ったら損だ」という論題で討論を交わすディベートゲームを通し、公的年金が存在しない社会、保険料を支払わない場合を想像させることで、その意義や必要性について理解を深める内容になっている。

 これを受けてゼミ履修の4年生が企画・構成・出演を分担し、「―ディベート道場」の活用法を分かりやすく解説する8分半の動画を制作した。先月下旬に完成した動画は、ゼミ生が道場の「師範」となり「損だ」を肯定するものの、否定する高校生ら若者たちの「道場破り」に論破されるのを待つという中身になっている。最後は「皆さんの道場破りを待っている」と呼び掛けている。

 動画は「You Tube」内の公益大サイト=https://www.youtube.com/user/koekiuniversity=にある。いずれもゼミ長の伊藤綺羅さん(21)と前司美南さん(21)は「まずは分かりやすい動画を心掛けた。出来には満足、こん身の一本になったと自負している。ぜひ活用してもらいたい」と話した。

動画を紹介する伊藤さん(左)と前司さん
動画を紹介する伊藤さん(左)と前司さん



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