2019年(令和1年) 9月1日(日)付紙面より
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日本におけるキルト草創期の1970―80年代から作品を発表し続けている女性4人による企画展「キルトに魅せられて」が、7日(土)から酒田市飯森山三丁目の酒田市美術館(石川好館長)で開かれる。
70年代に米国から入ってきたキルトは、裁縫や手芸が身近だった当時の日本の女性に影響を与え、ブームを巻き起こした。40年余経った現在もその人気は衰えることなく、日本の文化として定着している。
今回の企画展では、草創期にキルトと出合い、自身の表現を託し、ともに人生を歩んできた岡野栄子さん、小西春江さん、道正千晶さん、藤代郁子さんの作品を紹介する。
会期は10月20日(日)まで(無休)。関連展示として同市のキルト作家、菅原真理子さんはじめ県内在住者の作品を集めた「山形のキルト作家三人展」=9月7日―22日(日)=が第1展示室で。岡野さんのワークショップ=10月6日(日)午前10時から、岡野さんと小西さん、道正さんのギャラリートーク(同日午後2時から)、同市のフラワーアーティスト、畠山秀樹さんのワークショップ=9月21日(土)午前10時半から=などもある。問い合わせなどは市美術館=電0234(31)0095=へ。