文字サイズ変更



  • プリント用表示
  • 通常画面表示

荘内日報ニュース


日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ
  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る

2019年(令和1年) 10月3日(木)付紙面より

ツイート

LCC「ジェットスター・ジャパン」航空チケット 酒田の4代理店で販売取り扱い開始

 酒田市は1日から、庄内―成田空港間で運航しているLCC(格安航空会社)「ジェットスター・ジャパン」の航空チケットについて、市内の4つの旅行代理店で窓口販売の取り扱いを開始したと発表した。同社の航空チケットは原則として個々人がインターネットを使って申し込む方式だが、これでグループでまとめて申し込めるようになるなど利便性が向上、搭乗率アップにつながると期待されている。

 同市が新たに、市内の旅行代理店がLCCのチケットを扱う場合、1件につき1000円を助成する独自の制度を設けたことに伴うもの。先月17、18日に開かれた9月臨時市議会に、2800件分の経費280万円を盛り込んだ本年度一般会計補正予算案を提出し、可決された。市はその後、市内にある旅行代理店9社に、助成制度の利用の有無を確認。4社が利用を申し出た。

 市の助成は代理店に対するもので、搭乗者が市内在住者の場合に限る。4社では市外在住者のチケット購入も受け付けるが、「各代理店の判断で、相当の手数料が上乗せになる」(市企画調整課)という。

 今年8月に庄内に就航したジェットスターのチケットの申し込みは、一部の大手旅行代理店が扱う分を除き、原則としてインターネットを使う方式。7月には、県内の旅行代理店を対象に説明会を開き、チケット取り扱いの希望を募ったが、事務量と代理店側に入る割り戻し手数料の関係などから、希望する代理店はなかった。このため、ネット環境がない年配者らを中心に、「代理店で買えるようにしてほしい」という声が強まっていた。

 市の助成はそうした経緯を受け、地元の代理店にてこ入れし、搭乗率アップ、ひいては路線の維持・拡大につなげる狙い。

 市企画調整課では「新規路線の利用が軌道に乗るようにというスタートアップ事業で、今のところ市の予算の追加の予定はない。半年程度で使い切ることを想定している」とする。

 チケットの取り扱いを始めた4社は次の通り。

 マイ・トラベル(錦町四丁目)、松山観光ツアー(山田)、トム旅行(新橋二丁目)、菅原鮮魚すマイル・ツアーズ(船場町二丁目)



日付の新しい記事へページを移動する日付の古い記事へ

記事の検索

■ 発行月による検索
年  月 

※年・月を指定し移動ボタンをクリックしてください。
※2005年4月分より検索可能です。

 
■ キーワードによる検索
   

※お探しのキーワードを入力し「検索」ボタンをクリックしてください。
※複数のキーワードを指定する場合は半角スペースを空けてください。

  • ニューストップ
  • 最新記事
  • 戻る
ページの先頭へ

Loading news. please wait...

株式会社 荘内日報社   本社:〒997-0035 山形県鶴岡市馬場町8-29  (私書箱専用〒997-8691) TEL 0235-22-1480
System construction by S-Field