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2019年(令和1年) 11月23日(土)付紙面より

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「庄内浜産おさしみ鮭とイクラ漬け丼」最高賞

 全国各地の漁連・漁協グループ自慢の水産物を使った漁師料理の中からグランプリを決める「漁師自慢の魚 プライドフィッシュ料理コンテスト」(17日、東京都)で、県漁協の「庄内浜産 おさしみ鮭とイクラ漬け丼」が最高賞を受賞、応募総数45点の頂点に立った。出品4年目でようやくつかんだ栄冠に、関係者は「庄内浜の知名度向上につながる」などと喜んでいる。

 同コンテストは、魚の祭典「Fish―1グランプリ」(主催・国産水産物流通促進センター=JF全漁連で構成)の一環で行われるもので、2014年度の第2回同グランプリから毎年度開催。

 今年は全国各地から集まった45点の中から1次審査で6点を選出。日比谷公園で17日に行われたイベント会場において各漁師料理を販売、一般来場者の人気投票と、識者らが名を連ねた審査員の評価で順位を決めた。関連イベントを合わせると当日は6万5000人の人出があったという。

 県漁協は16年度から毎年出品。いずれも1次選考を通過しており、前回(庄内浜紅えび丼?飛島産シャキとろギバサを添えて)、前々回(庄内おばこサワラ炙り丼)ともに準グランプリ。レシピの考案で関わってきた県漁協由良水産加工場の本間祐輔工場長(43)にとっては「あと一歩だった」。

 今回は、脂がたっぷりのった旬の秋ザケで挑戦。しょうゆ漬けにした大粒の「はららご」と、出汁しょうゆと塩こうじで味付けした刺し身で丼を豪快に覆うと、揚げた皮と白子をトッピング。ユズの風味香る季節感満載の逸品に仕上げた。

 当日は、各出品者1000杯を用意。本間工場長によると、最も早く売り切れる人気ぶりだった。グランプリ受賞に本間工場長は「ようやく凱旋(がいせん)」と笑顔。「スタッフのおかげ。庄内の魚を全国にPRできたのが一番良かった」と話した。

 「庄内浜の秋ザケ」は、大半が定置網で水揚げされ、9月下旬から12月末まで続く。県漁協によると昨年の漁獲量は205トンで今年も同規模を見込む。



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