2019年(令和1年) 11月27日(水)付紙面より
ツイート
田川地区の小学生スクールバンドなどによる「田川ジュニアバンドフェスティバル」が23日、鶴岡市の小真木原総合体育館で開かれた。各小学校のスクールバンドに所属する児童たちが日頃の練習の成果を披露し、互いの演奏をたたえ合った。
小学生による日常のバンド活動の発表を通して音楽活動の交流を深め、同地区のバンド活動向上と発展を目指して田川学校教育研究会吹奏楽専門部が実行委員会(梶原けい実行委員長)を組織し、毎年この時期に開催している。
24回目の今年は櫛引西、朝暘二、朝暘五、藤島、立川の5校と、招待演奏として鶴岡ジュニアオーケストラ、鶴岡ジュニアバンド、Toyoura Amusic Band、鶴岡バイオリンサークル、酒田市立南平田小の5団体、延べ400人を超える出演者が参加した。
演奏では各校2、3曲を披露し、バンドテーマに沿った衣装を身にまとって「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲や「男の勲章」「世界はあなたに笑いかけている」などのJ―POPと、幅広い楽曲を披露。「パプリカ」の演奏では会場から自然と手拍子が起き、歌詞を口ずさむ聴衆も。招待演奏では「彼方の光」「アメイジング・グレイス」「聖者の行進」などを披露。曲中の華やかなソロ演奏では聴衆が盛んに拍手を送り、フロアと一体になって楽しんでいた。