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2019年(令和1年) 12月31日(火)付紙面より

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背番号97「チャンスに強い打者に」 伊藤外野手(巨人入り酒田南高)激励会で誓う

 プロ野球・読売巨人軍への入団が決まった酒田南高校3年、伊藤海斗外野手(18)の激励会が28日夜、遊佐町生涯学習センターで開かれた。参加した町民ら約150人から激励を受けた伊藤外野手はプロでの飛躍を誓った。

 同町出身の伊藤外野手は、兄の影響で幼少時に野球を始め、小学1年で地元の蕨岡ベースボールクラブに入団。遊佐中を経て2017年4月に酒田南に入学し1年秋からレギュラー、2年秋からは主将としてチームをけん引した。高校通算36本塁打を誇る長打力が魅力。今年10月のドラフト会議で巨人から6位指名を受け先月22日に入団契約を結んだ。背番号は「97」。

 激励会は、新年早々に新たな一歩を踏み出す伊藤外野手を応援しようと、遊佐中野球部でチームメートだった生徒の保護者が中心となって実行委員会(本間知広実行委員長)を組織して企画した。

 参加者の拍手の中、伊藤外野手が登壇。本間実行委員長が「遊佐町から初のプロ野球選手が誕生した。プロでの活躍を想像するとわくわくする。頑張ってほしい」とあいさつ。時田博機町長は「スポ少、中学、高校と指導者はじめ多くの人の力添えがあったことを忘れることなく、期待に応えてほしい。何よりけがには気を付けて」と活躍を期した上で、「巨人の応援歌を覚え、みんなで東京ドームに行きましょう」と参加者に呼び掛けた。酒田南高の中原浩子校長は「早く東京ドームでゴルフのティーショットのような伸びのある打球を見たい。左の大砲になって」とエールを送った。

 遊佐中野球部員、町体育協会役員らから花束を受けた伊藤外野手は「土台づくりをしっかりして2、3年後には必ず東京ドームでホームランを打ちたい。チャンスに強い打者になる」と決意表明した。その後、参加者が伊藤外野手を囲んで記念写真を撮った。

遊佐中の後輩部員から花束を受ける伊藤外野手(左)
遊佐中の後輩部員から花束を受ける伊藤外野手(左)


2019年(令和1年) 12月31日(火)付紙面より

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鶴岡市の鼠ヶ関郵便局 全国で唯一来年の干支が局名 消印の押印依頼が相次ぐ

 全国で唯一、来年の干支(えと)の「鼠(ねずみ)」を局名に含む鶴岡市の鼠ヶ関郵便局に、消印コレクターなどの郵趣家から押印依頼が相次いでいる。30日の時点で約100件。「鼠」の消印入りの年賀状を入手するためとみられる。

 日本郵趣協会鶴岡支部会員の長谷川尚士さん(79)=同市陽光町=によると「その年の干支にちなんだ消印の年賀はがきは郵趣家にとって広く知られた楽しみ方」という。「鼠」が局名に付く全国唯一の鼠ヶ関郵便局は、切手や風景印収集を趣味とする郵趣家たちの“チュー”目の的。同郵便局では12年前にも郵頼(郵便依頼)が多数寄せられた。

 今月中旬以降、同郵便局に郵頼が続々寄せられてきた。北は北海道、南は鹿児島。地元、内陸からも多い。中には封筒に100通以上のはがきを同封したものも。鼠ケ関出身の佐藤仁志局長(54)は「一般の方からも郵便事業へ親しみを持ち、地域の明るい話題にもなれば」。

 同郵便局は来年1月1日、本来休業だが、「山形鼠ヶ関」の文字が入った同局の風景印とともに、令和初の元日「2.1.1」日付も求める郵趣家たちの声に応えようと、特別に午前9時から正午まで臨時出張所として開局する。長谷川さんも足を運ぶ予定。「元旦の開局は英断。40通ほどお願いして、郵趣の仲間に送って喜ばせたい」と話していた。

風景印押印の依頼で全国の郵趣家たちから届いた封筒。佐藤局長は「心を込めて一つ一つ丁寧に押します」=30日午前
風景印押印の依頼で全国の郵趣家たちから届いた封筒。佐藤局長は「心を込めて一つ一つ丁寧に押します」=30日午前

鼠ヶ関郵便局の風景印。こちらの日付は「令和元年11月7日」
鼠ヶ関郵便局の風景印。こちらの日付は「令和元年11月7日」



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