2020年(令和2年) 2月5日(水)付紙面より
ツイート
酒田の今年1月の月平均気温が1937(昭和12)年の観測史上最高となったことが、3日公表された気象庁の観測データで分かった。暖冬がデータから裏付けられた形で、降雪も記録的に少なかった。
酒田の1月の月平均気温は4・2度で、平年値(1981―2010年の30年平均)の1・7度と比べ2・5度高くなった。過去最高だった2007年の4・0度を上回った。1月の累積降雪量は5センチ(平年値122センチ)と極端に少なかった。気象庁によると、今冬の高温・少雪は偏西風が北に蛇行したため本州付近に寒気が南下せず、冬型の気圧配置が続かないことが原因で、2月も暖冬傾向が続く見込みとなっている。