2020年(令和2年) 12月6日(日)付紙面より
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オープンに先駆けて鶴岡市田麦俣の湯殿山スキー場で5日、安全祈願祭が行われた。今年は今のところ暖冬傾向にあり、参加者は無事にオープン日を迎えられることを願い、今シーズンの無事故を祈願した。
この日は来賓や施設関係者などおよそ60人が参列し、安全祈願祭を執り行った。神事では鶴岡市の山口朗副市長らが玉串をささげ、青空に映えた真っ白なゲレンデに向かって今シーズンの無事故を祈願した。
県内外から多くの客が訪れる湯殿山スキー場では、新型コロナ感染症対策として、チケット売り場などの窓口では来場者に対して検温を行い、施設屋内の各場所にはアルコール消毒液、飲食スペースには飛沫(ひまつ)防止のアクリル板を設置。混雑が予想されるリフト乗り場では、客同士が間隔をあけて並ぶようにスタッフが誘導するなどして対策を講じていくという。
支配人の小野寺学あさひむら観光協会事務局長は「感染症対策は万全にしているので、ぜひ安心してお越しいただきたい。スノーパークも充実しているので、あとは雪が降ってくれることを待つばかり」と話していた。
同スキー場は5日時点で滑走可能となる積雪量には達しておらず、滑走可能となった場合は随時、公式ホームページやSNSを通じて知らせるという。