2021年(令和3年) 8月3日(火)付紙面より
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先月18日に投開票された庄内町長選で初当選した富樫透氏(58)=沢新田=が2日、町役場に初登庁した。富樫新町長は、町役場A棟正面玄関で出迎えた職員から花束を贈られ、「まずは新型コロナウイルスの対応に全力を尽くす。新しいまちづくりに向け気を引き締めていきたい」と述べた。
富樫氏の就任日は7月31日だが、土日曜の閉庁日となったため、2日の初登庁となった。
富樫町長はこの日午前8時25分に町役場に到着。緊張した表情で、職員約50人の出迎えを受けた。引き続き、町役場で就任式があり、富樫町長は職員に「庄内町の潜在力を引き出していこう。町民の福祉向上やさまざまな課題解決に向け、『チーム庄内町』として一丸となって、新たなまちづくりに共に頑張っていこう」と訓示。合併した庄内町の2代目町長として“富樫町政”をスタートした。
富樫氏は旧余目町連合青年団長など歴任し、1990年に同町議初当選。庄内町議会議長など歴任。今回の先の町長選で現職との一騎打ちを制した。任期は4年間。