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2021年(令和3年) 9月25日(土)付紙面より

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(山形県庄内浜) 日本海で漁師になろう! 10月9日オンラインセミナー 新規漁業就労希望者とフリートーク

 庄内浜での新規漁業就労に関心を持つ人を対象にしたオンラインセミナー「山形県庄内浜 日本海で漁師になろう!」が10月9日(土)に実施される。首都圏から移住就労した人を含む先輩漁業者たちの話や、国内最高水準の本県の新規就労支援制度の説明、参加者とのフリートークなどを行う。

 庄内浜の海岸線は、海のない8県を除く39都道府県の中で鳥取県に次いで短いが、水揚げされる魚介類は約130種と少量多品種。近年は、独自の活け締め技術による「庄内おばこサワラ」が全国ブランドとして高値で取引されているほか、トラフグやズワイガニなどのブランド化にも力を入れている。

 セミナーは、県がオンライン会議システム「ズーム」を使って実施する。対象は、独立して漁業経営を考えている人だけでなく、雇用による漁業就労を考えている人、まだ就労までは考えていないが漁業に関心がある人など。当日は午後1時半―3時半。トークセッションでは、庄内浜で活躍する漁業者4人(底引き網、定置網の各漁業者、転職して漁業者になった人、首都圏から移住して漁業者になった人)をゲストに迎え、庄内浜の漁業の魅力を語る。そのほか、新規漁業者支援制度や就労までのステップ(相談会、漁業体験事業、住まい、雇用先、独立の準備など)の説明、参加者とのフリートークなどを行う。

 参加は無料。定員20人。申し込みは10月6日(水)まで専用の申し込みフォーム、または県庄内総合支庁水産振興課=電子メールyshonaisuisan@pref.yamagata.jp、電0234(24)6045、ファクス同(24)6164=へ氏名、性別、メールアドレス、電話番号、住所、参加人数、ズームの表示名を知らせる。問い合わせは同課へ。申し込みフォームはふるさと山形移住・定住促進センターのイベントページから入れる。

新規漁業就労オンラインセミナーのチラシ
新規漁業就労オンラインセミナーのチラシ


2021年(令和3年) 9月25日(土)付紙面より

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「ミズアオイ」が見頃 本年度初定植 100株開花(都沢湿地)

 鶴岡市馬町の市自然学習交流館ほとりあ(富樫均館長)は、同館横の都沢湿地で、県の絶滅危惧種に指定されている水生植物「ミズアオイ」の保全活動に取り組んでいる。これまでプランターで育ててきたが、本年度初めて湿地に定植したところ約100株が開花し、見頃を迎えている。

 ミズアオイは、増水時などに土壌がかく乱されることによって発芽する「かく乱依存種」。かつては水田や沼地などで多く見られていたが、農薬や堤防などの河川整備の影響で数が激減。絶滅の危険性を3段階で示す県のレッドリストでは、上から2番目に高いIB類に指定されている。

 同館は2012年の開設時から、都沢湿地で重機によるかく乱を行っており、ミズアオイはその活動で確認された。これまでプランターで少しずつ増やし、一定数になったことで、今年6月に初めて、湿地の一角(8メートル×10メートル)に約100株を定植。同館の上山剛司副館長は「自然環境に人の手を加えることに疑問を持つ声もあるが、それによってミズアオイのように復活する植物もいる。湿地の成り立ちなども感じながら、きれいなミズアオイをぜひ見てもらいたい」と話す。

 ミズアオイは、今週末ごろまで同館内から見ることができる。

都沢湿地を青く彩っているミズアオイ
都沢湿地を青く彩っているミズアオイ



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