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2021年(令和3年) 10月29日(金)付紙面より

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《ひと》食文化や精神性 伝えたい

鶴岡市の国際交流員 アレクシス・クランプさん

 今年8月から鶴岡市食文化創造都市推進課の国際交流員に任用され、通訳や英訳・和訳の翻訳の仕事に携わっている。アメリカ中西部のオハイオ州出身。庄内での生活は3年目に入った。「つや姫を食べたりしています。東京のレストランで食事をしたら、お米がおいしくなかった。やっぱり鶴岡のお米が一番おいしい」と笑顔で話し“庄内人”が板についている。

 幼い頃、日本から移住していた家族と交流し、「とっても優しい」友達もでき、そうしたことをきっかけに日本の文化に興味と関心を持った。日本の古い家具が大好きになり、写真集も手に取るようになった。地元の大学に進んで日本語を専攻し、4年時の2018年に関西外国語大に1年間留学。「いずれは国際交流に関する仕事に就きたい」との思いが募った。

 語学指導や国際交流推進を目的に外国人青年を招致する一般財団法人自治体国際化協会の「JETプロジェクト」に応募。19年8月から2年間、三川町のALT(外国語指導助手)として派遣され、町内の小中学校で英語教育に携わった。

 鶴岡市の国際交流員となってすぐ、東京パラリンピックの事前合宿で同市を訪れた、ドイツ・ボッチャ競技選手団の通訳を務めた。緊張の連続だったが、国際交流に携わることにやりがいを強く感じた。

 任期は1年更新の5年間。コロナ禍で思うような交流ができない状況にあるが、日本在住外国人を鶴岡へ迎えるイベントの計画を思い描く。「ユネスコ創造都市の食文化や人々を救う即身仏の精神性を、多くの人に伝えたい」と意欲を語った。

 身長171センチ。バスケットボールをはじめスポーツ好きで、最近は空手も習い始めた。9月中旬に友人たちと登った月山山頂からの庄内平野と日本海の眺望に感動した。鶴岡市在住。27歳。

画像(JPEG)



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