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2021年(令和3年) 12月17日(金)付紙面より

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身近な「公益」探してみよう 浜田小児童へ公益大生授業

 東北公益文科大学(酒田市、神田直弥学長)の2、4年生4人が16日、酒田市の浜田小学校(佐藤寿尚校長、児童200人)を訪問し、4、5年生に公益に関する授業を行った。

 児童・生徒たちから公益的視点を育んでもらうとともに、地域全体で公益活動を支援する土壌の醸成を図ろうと、公益大では2010年から「公益キッズプロジェクト」と銘打ち、「プロジェクト型応用演習」を履修する学生たちが小・中学生に対して授業を行っている。

 この日は、4年の今野優輝さん(22)、いずれも2年の片桐真央さん(21)、西村和心さん(20)、山田璃可子さん(20)の4人が浜田小を訪問。今野さんと片桐さんが5年生38人、西村さんと山田さんが4年生35人を対象にそれぞれ「身近な公益に気付く」をテーマにした授業を行った。

 このうち4年の授業では冒頭、公益について「世の中の人のためになること」と紹介し、「『公益』という大木の根っこは『思いやり』。あいさつする、席を譲る、家事を手伝うといった行動が『幹』」と。本県出身の絵本作家、亀岡亜希子さんの作品「はるをさがしに」を題材に、文中で書かれている公益を児童全員で探し出した。

 自ら考える公益活動を児童一人一人が葉っぱの形をした紙に記載し、模造紙に貼付。西村さん、山田さんは「公益の考え方は人それぞれ。他の人がどう考えているか、この模造紙をよく見てください」と呼び掛けた。池田空君(9)と池田晴彦君(10)は「学んだことを生かし、公益の心で人に接します」と口をそろえた。

浜田小児童に対し授業を行う公益大の学生=4年教室
浜田小児童に対し授業を行う公益大の学生=4年教室


2021年(令和3年) 12月17日(金)付紙面より

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宿泊客にスイーツ振る舞う 酒田南高生 萬国屋とコラボ

 酒田南高校の家庭科食育調理コースの1年生を中心とした14人が11日、鶴岡市のあつみ温泉萬国屋で宿泊客にスイーツの振る舞いを行った。

 「酒田南高校meets萬国屋」と題したコラボレーション企画第1弾。萬国屋ではこの夏、宿泊客限定でかき氷の振る舞いを行ってきた。新たなサービスを考えていたところ、同校の活動を知り、コラボが実現。材料費は萬国屋が負担し、酒南高の同コースの生徒がメニューを決め製作。クッキーはアレルギーのある人も食べられるように配慮した。当日は接客も担当した。

 用意したのは「聖夜のガトーショコラ」と「マドレーヌとスノーボールの真珠」各150個、「オーナメント風クッキー」200袋の3種類。宿泊客がチェックインする時間に合わせ、1階ラウンジで店開き。お客さんが選んだケーキを皿に取り分けたり、質問に答えるなど交流していた。

 生徒からは「おいしいと言ってもらえてうれしかった」「接客もできて勉強になった」などの感想が出され、宿泊客からも「またこんな企画をしてほしい」と好評だった。萬国屋では第2弾、第3弾と続けていきたいと話している。

酒田南高生が萬国屋で宿泊客にスイーツを振る舞った
酒田南高生が萬国屋で宿泊客にスイーツを振る舞った



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