2022年(令和4年) 5月3日(火)付紙面より
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鶴岡市のピノ・コッリーナファームガーデン&ワイナリー松ケ岡で製造した白ワイン「鶴岡甲州 2020 GI山形ワイン」が、サクラアワード2022の最高賞ダブルゴールドを受賞した。
サクラアワード(SAKURA Japan Women’s Wine Awards)は、日本のワイン業界で活躍する女性が審査を行う国際ワインコンペティションで、今回は4月の審査会に世界25カ国から同アワード過去最多の4652本の出品があった。県内でダブルゴールドを受賞したのは「鶴岡甲州2020」のみ。
「鶴岡甲州」は250年以上前から鶴岡市西荒屋地区で伝承されてきた在来品種のブドウの中から樹齢50年以上のもののみを使用している。フレッシュで豊かな香り、凛とした酸味が特長。春を待ちわびた山菜、谷定孟宗、庄内浜で捕れる白身魚や岩ガキなどと相性が良く、特にすしに合うという。受賞にあたり、同ワイナリーのジェネラルマネージャーの川島旭さんは「これを皮切りに、今後さまざまなワインコンペティションに出品していく」と話した。「鶴岡甲州2020」は全て完売。「鶴岡甲州2021」は今年秋に発売を予定している。