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2022年(令和4年) 9月24日(土)付紙面より

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トップダンサーと交流 島添さんら来鶴 50人へ基本指導

 鶴岡市民らと交流を図ろうと、小林紀子バレエ・シアター(東京都豊島区)のプリンシパルを務める島添亮子(あきこ)さんとダンサーが22日、荘銀タクト鶴岡で子どもから大人の市民にクラシックバレエを教えた。

 島添さんは共立女子大国際文化学部卒。1999年に国内有数の同バレエ団に入団した。02年、最高位・プリンシパルに昇格。日本を代表するダンサーとして知られ、これまで文部科学大臣賞など数多くの賞を受けている。

 来月1日に荘銀タクト鶴岡で行われる小林紀子バレエ・シアターの鶴岡公演「プレミアムクラシックスバレエ&オーケストラ」ではオーケストラ演奏に合わせ、島添さんらダンサーがクラシックバレエを披露する。同じステージ上でオーケストラとダンサーが生で共演する舞台演出は珍しく注目を集めている。

 今回は鶴岡公演を前にクラシックバレエの楽しさを伝えようと島添さんらが来鶴。参加した市民に「ルティレ」「グランプリ」「アラベスク」といったバレエの基本動作を指導した。

 会場の小ホールには市内のバレエ教室に通う3歳の幼児から高校生、80代のお年寄りまで合わせて約50人が参加。島添さんからアドバイスを受けながらクラシックバレエの基本を学んだ。

 参加者の1人は「島添さんと同じ空間の中で踊れる機会はとても貴重と思い参加した。一生の思い出になる」と笑顔を浮かべていた。

 島添さんは「今回のレッスンを通して少しでもクラシックバレエの楽しさと魅力を理解していただければうれしい。初心者の方もいましたが、とても上手でした」と話していた。いったん東京に戻り鶴岡公演に向けてレッスンを重ねるという。

 「プレミアムクラシックスバレエ&オーケストラ」は10月1日午後1時半開演。フルオーケストラが演奏する名曲に合わせて優雅なバレエを披露する。上演時間は約90分。公演に関する問い合わせは小林紀子バレエ・シアター=電03(3987)3648=へ。

島添さんと同僚ダンサーが参加した子どもたちと記念撮影
島添さんと同僚ダンサーが参加した子どもたちと記念撮影

子どもたちにバレエの楽しさを伝える島添さん(右)
子どもたちにバレエの楽しさを伝える島添さん(右)



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