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2022年(令和4年) 11月30日(水)付紙面より

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鶴岡市加茂地区に来春オープンの「渚の交番」 レストランでおいしい料理を 20品以上作り試食会

 鶴岡市加茂地区に来春オープンする総合交流拠点施設「渚の交番in鶴岡」(仮称)の関係者と地元住民代表の交流会が27日、市加茂コミュニティ防災センターで行われた。渚の交番のレストラン部門を監修するイタリアンシェフで料理プロデューサーの有馬邦明さん(東京)が、庄内浜の魚介類をふんだんに使って作った20品以上の料理を試食し、渚の交番の運営への地元の協力に向け情報交換した。

直売コーナーも設置予定で期待

 「渚の交番」は、海に関する多様な地域資源が交流する番所といった意味。豊かな海づくりの拠点を全国各地に設けている日本財団(東京、笹川陽平会長)のプロジェクトの一環で、NPO法人エコ・リンクやまがた(山形市、高橋雅宜理事長)が開設し、運営は地元の地域づくり団体「一般社団法人大好きな加茂」(佐藤浩之理事長)の協力を得て同法人が担う。東北の日本海側では初の施設となる。加茂水産高と県水産研究所の間の海岸そばに鉄骨造り3階建て、延べ床面積約550平方メートルの施設を建設中。

 交流会には自治振興会の役員や加茂地区の各町内会長と法人の関係者ら約40人が参加した。有馬さんがヒラメやカナガシラ、ヒゲソリダイ、タラ、ベニズワイガニなど前日に市場で求めた旬の新鮮な魚介類でカルパッチョやリゾット、スープなど多彩な料理を提供し、大型のソイのアクアパッツァは「丸ごと一匹を使うので鮮度が命。庄内だからおいしいアクアパッツァができた」と話した。

 渚の交番の1階には地元運営の直売コーナーも設けられる予定。有馬さんの料理を手伝った住民たちは「カナガシラのすり身とベニズワイガニをたっぷり入れた揚げピザのパンツェロッティはとてもおいしい。手軽に食べられて、直売で販売すれば大人気になる」と太鼓判を押した。有馬さんは「庄内はどの季節にもおいしい食材がある。郷土料理も教えていただき、加茂の方々と一緒に料理を考え、みんなに楽しんでもらえる料理を提供していきたい」と、来春のオープンに向け意気込みを見せていた。

庄内浜の旬の魚介類を使い20品以上の料理を作った有馬さん(右)
庄内浜の旬の魚介類を使い20品以上の料理を作った有馬さん(右)

加茂地区の住民代表らが参加して有馬さんの料理に舌鼓を打った
加茂地区の住民代表らが参加して有馬さんの料理に舌鼓を打った


2022年(令和4年) 11月30日(水)付紙面より

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全国ママさんバレーいそじ大会 鶴岡「おおやま」出場 8年ぶり2回目県代表

 第34回全国ママさんバレーボールいそじ大会(12月2―4日、奈良県、全国ママさんバレーボール連盟主催)に、鶴岡市の「おおやま」(櫻田美恵子代表)が県代表として出場する。

 同大会はママさんバレーの競技振興や競技者の体力増進、チーム相互の親睦を目的に、各都道府県の回り持ちで開催している。今回は全国から50歳以上で構成する34チームが出場する。

 おおやまは、ママさんバレーが全国的に普及した1970年代に前身チームの「大山」を結成。のちに現在のチーム名に変更した。全国いそじ大会への出場は2014年以来8年ぶり2回目という。

 県予選会は今年8月に庄内町総合体育館で行われ、藤島ヴァイオレッツと全国出場を懸けて激突。序盤からラリーの応酬が続き、1セット目は落としたものの2セット目は接戦をものにした。3セット目はサーブが連続で決まるなど相手を突き放し、セットカウント2―1で勝利した。

 全国大会は34チームが6ブロックに分かれて予選リーグを行い、勝ち数や総得セット数などのポイント制で上位決定戦に進む6チームを決定する。おおやまは予選リーグでT・V・C(石川県)、広友クラブ(長崎県)、ラブリー(富山県)、マックス(滋賀県)の各チームと対戦する。

 櫻田代表は「試合はもちろん、全国大会への旅もみんなで助け合いながら楽しんできたい」と抱負を語った。

全国ママさんバレーいそじ大会に出場する「おおやま」のメンバー
全国ママさんバレーいそじ大会に出場する「おおやま」のメンバー



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