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2022年(令和4年) 3月6日(日)付紙面より

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庄内の芸術家集い表現(タクト鶴岡)オリジナルの「ガチャ」人気

 庄内の芸術家が創作品を発表するイベント「第4回市民アーティストガチャ」が5日、鶴岡市の荘銀タクト鶴岡で行われた。

 庄内にどんな芸術家がいて、どんな作品を創作しているのか知ってもらおうと昨年8月、荘銀タクト鶴岡が鶴岡市や酒田市のアーティストに参加を呼び掛けて始まった。4人でスタートしたイベントも今回は11人に。絵画、版画、写真家、音楽家、木工、廃材アートなど幅広いジャンルのアーティストが集まった。

 会場では、アーティストが創作したオブジェなどを展示。このうち、イラストレーターの小池雅人さん(38)=鶴岡市=は、高校の美術教師やデザイナー仲間たちと一緒にウォールアートに取り組み、アクリル絵の具を使って思い思いに表現した。

 今回も11人のアーティストがカプセルに作品を入れた「ガチャ」が1回500円で販売され、「どんなものが出るのかな」と家族連れの人気を集めた。ガチャの中身は、工場の解体で出た廃材や海岸に漂着したプラスチックを素材に仕上げた小物など。スケートボードで作られた「コマ」のガチャが当たった親子は「とても面白い」と喜んでいた。

 スタートからイベントに携わっている大屋満さん(41)=鶴岡市=は「アートの世界を身近に感じてもらうことが目標の一つ。これからも訪れた人たちがワクワクするようなイベントにしていきたい」と第5弾を見据えていた。

 ウォールアートなど一部の作品はしばらくの間展示する。

ウォールアートに取り組むアーティスト
ウォールアートに取り組むアーティスト


2022年(令和4年) 3月6日(日)付紙面より

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73年の歴史一冊に― 鶴岡南高山添校閉校記念誌「黄金の波にそよぐ時」発刊 地域に愛された母校の足跡 同窓会が編集作業 懐かしい写真や恩師の言葉も

 「最後の卒業式」を終え73年の歴史に幕を閉じた鶴岡市の鶴岡南高校山添校は、閉校記念誌「黄金の波にそよぐ時」を発刊した。地域に愛され、約1万9000人の卒業生を輩出した山添校の歴史と伝統を後世に残そうと、同窓会(上野博喜会長)の代表者が中心となり編集作業を進めてきた。

 記念誌はA4判81ページ。顔写真入りの歴代校長(28人)、校章の由来、坂尾聡校長、同窓会の上野会長、PTAの菅原博会長のあいさつを掲載している。「思い出の記録」として1949(昭和24)年当時の校舎、60年?現在までの運動会や修学旅行など73年間の歴史を懐かしい写真で振り返った。卒業生と教諭のメッセージも寄せたほか、年度別の生徒数や歴代教職員も記載した。記念誌のタイトル「黄金の波に―」は、詩人の真壁仁氏が作詞した校歌の3番にある一節を取って付けた。

 閉校記念誌は500部作成。同窓会関係者をはじめ庄内の各高校、櫛引地域の各小中学校、県立図書館、鶴岡市立図書館などに配布した。

 あとがきの中で山添高同窓会事務局の平藤久喜事務局長は「戦後の混乱期に開校したが、当時から優れた人材を数多く社会に送り出したことが誇りと思う。編纂(さん)作業に携わった教職員、資料提供してくれた多くの方々に感謝したい」とつづっている。

懐かしい写真を数多く掲載した閉校記念誌
懐かしい写真を数多く掲載した閉校記念誌



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