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2022年(令和4年) 9月18日(日)付紙面より

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《ひと》 本格バレエを庄内の地で

バレエスクール・サミュゼ主宰
石原 玉美(いしはら たまみ)さん

 1985年、東京都新宿区神楽坂に4人兄妹の次女として生まれ、2歳半より姉の影響で大倉バレエ教室に通う。初舞台は3歳の時で当日、大泣きして先生に抱っこしてもらいながら踊ったというかわいらしいエピソードがある。

 8歳で当時目白にあった「小林紀子バレエアカデミー」に入学し、基礎をみっちりと仕込まれる。小林先生の第一印象は「気品」だったという。声色や話し方、所作のすべてに品があり、育ちの良さと本人の精神性の高さを感じ取った。部屋に入って来ただけで、紹介されなくてもすぐに小林先生だと分かるぐらいのオーラをまとっていた。

 指導者からは、劇伴音楽のカウントの取り方や拍節感の捉え方、それを踊りで表現する際の入り方など、音楽教育から基本をたたき込まれた。英国アカデミック・スタイルの小林先生は、生ピアノでのレッスンにこだわった。常に生楽器と一緒に練習することで生徒の表現力や感性が研ぎ澄まされるという。

 高校2年生の時に小林先生から、大人数の情景や群舞を担当するコール・ド・バレエ入りの声が掛かり、都内を中心に活動を始めた。小林先生のところでは、踊り手側ではなく観客目線での表現の仕方をみっちり仕込まれ、英国ロイヤルの国際的な基準であるロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)の検定試験すべてに合格。

 友人から「庄内は神に守られた土地」と聞いたことがきっかけで、2014年に一家で都内から鶴岡市に移住。現在、同市錦町に「バレエスクール・サミュゼ」を構え、ロイヤル仕込みの伝統的ダンスアートを、庄内の子どもたちに伝えている。

 音楽や演劇など他分野の表現者とのつながりを常に求めており、セッションやコラボレーションの共演者を募集している。問い合わせなどは石原さん=電070(5585)6852=へ。

 猫好きで、趣味は美術館巡り。芸術鑑賞の静かな時間を大切にしている。鶴岡市在住。37歳。

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2022年(令和4年) 9月18日(日)付紙面より

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羽黒・大山・湯野浜 スリーデーウォーク始まる

 鶴岡市の自然と歴史を体感する「つるおかスリーデーウォーク2022」が17日、同市羽黒地域で始まった。初日は手向の宿坊街や羽黒山石段を巡る「羽黒山修験のみちコース」(20、9、5キロ)を満喫した。

 スリーデーウォークは鶴岡ノルディック・ウォーク実行委員会(上野義弘会長)と鶴岡里山あるき実行委員会(櫻井修治会長)がタイアップして企画した。

 この日は庄内を中心に内陸からの愛好者合わせて約100人が参加。随神門を通り国宝羽黒山五重塔や出羽三山神社三神合祭殿など、修験道ゆかりの地を巡った。

 夫婦で参加した五十嵐宏介さん(32)=同市板井川=は「改めて五重塔を間近で見たが、重厚な造りに歴史観と風情を感じた。自然も豊かですがすがしい気持ちになった」と笑顔で話した。

 2日目の18日はラムサール条約登録湿地の大山の上池と下池を歩くコースを楽しむ。最終日の19日は鶴岡市湯野浜海岸で「第24回国際ノルディック・ウォークin鶴岡」が行われる。

国宝羽黒山国宝五重塔を背に石段を歩く参加者
国宝羽黒山国宝五重塔を背に石段を歩く参加者


2022年(令和4年) 9月18日(日)付紙面より

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「酒田のラーメンexpo2022」開幕

 「酒田のラーメンexpo2022」が17日、酒田市の中町モールで開幕した。新型コロナウイルス感染拡大に伴って4年ぶりの開催となり、19日(月)までの3日間、普段は味わうことのできない5種のラーメンを提供、県内外に「酒田のラーメン」を広く発信する。

 2018年以来となった今回は、市民有志らで組織する実行委員会(小田かほる委員長)が、全国的にも評価が高い酒田のラーメンを広く発信し、コロナ禍で疲弊した地域経済の活性化、にぎわい創出につなげようと酒田青年会議所(酒田JC、佐々木大祐理事長)と共に企画した。

 提供するのは、酒田のラーメンを考える会の会員店と全国の有名店がコラボした▽自家製「石焼」煮干にはちぼし中華そば▽庄内塩中華そば▽北陸蟹味噌ラーメン―の3種、考える会の「レジェンド」7人が担当した「酒田クラシックチャーシュー麺」、酒田JCと東北公益文科大ラーメン同好会「麺恋の」が「つけ麺道 癒庵」「麺屋新三」と組んで開発した「背脂味噌豚骨ラーメン」の計5種。

 初日は開会を前に大勢の市民らが列をつくり午前11時、小田委員長が「酒田のラーメンを楽しんでください」とあいさつしスタート。モール内、旧マリーン5清水屋前に用意した席はすぐに埋まり、市民らはお気に入りの一杯を堪能していた。関連企画として酒田JCが企画したトークイベントも行われた。

 18日は午前11時―午後6時、19日は午前10時―午後3時。当日券は1杯900円。中町中和会、中通り両商店街では半券提示で特典がある「街ぶら企画」を実施している。

初日からにぎわう「酒田のラーメンexpo」=17日午前
初日からにぎわう「酒田のラーメンexpo」=17日午前



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