2023年(令和5年) 1月27日(金)付紙面より
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「私たちが作った無化学調味料のラーメンを食べに来てください」―。庄内農業高校と加茂水産高校の生徒が開発したオリジナルラーメンの提供が28日(土)、鶴岡市のショッピングセンター「S―MALL」2階特設会場で行われる。庄農生徒が自分たちで栽培した小麦で麺を作り、加茂水産生徒が庄内浜の魚介類でスープを担当した。名付けて「つるおか高校生ラーメン」。限定200食を用意し、1杯600円(税込み)で販売する。
食料自給率を高める学習の一つとして庄農生徒が昨年、鶴岡市羽黒町の農場で小麦「ゆきちから」の栽培に取り組んだ。収穫した小麦で名物の「庄農うどん」のほかにラーメンの麺づくりに挑戦しようと開発を進めた。「後は自分たちにまかせて―」と加茂水産生徒がスープを担当。しょうゆベースの味わい深い「逸品」に仕上げた。
両校のコラボラーメン販売は28日限り。時間は午前10時半から。当日は庄内観光物産館の調理長の指導のもとで加茂水産生徒がチャーシューやなるとをトッピングしたラーメンを作る。接客は庄内に移住したANAの客室乗務員「ブルーアンバサダー」と庄農生徒が受け持つ。当日の提供は午後2時まで予定しているがなくなり次第終了となる。予約は受け付けていない。
問い合わせはエスモール管理室=電0235(24)5328=へ。