2023年(令和5年) 6月4日(日)付紙面より
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16歳以下の選手を対象に7月1日(土)、2日(日)、鶴岡市小真木原総合体育館で開催される「国際バドミントンU16庄内2023」の記者会見が3日、同体育館で行われた。19年に初開催され、コロナ禍で4年ぶり2回目の国際大会で、地元を含め10カ国の代表男女32人が出場し、シングルス世界一を決める。
大会は、慶應義塾大先端生命科学研究所の前所長で名誉教授の冨田勝さんが中心となって設立した一般社団法人世界バドミントンU16推進協議会が主催。イングランド、デンマーク、フランス、スペイン、スコットランド、アメリカ、インドネシア、マレーシア、タイの強豪国から男女20人。日本からはU16代表8人、県代表で小林祐希(余目中3年)、池田花保(鶴岡三中3年)、開催地の鶴岡市代表で難波瞳輝(鶴岡三中3年)、上野優花(立川中3年)の各選手が出場する。1日に予選リーグ、2日に決勝トーナメントを行う。観戦は無料。1日には女子ダブルス元日本代表の前田美順さんらによる小学生対象のバドミントン教室もある。
会見で大会実行委員長の冨田実行委員長は「前回出場者の中には自国のトップとして国際大会で優勝した選手もいる。継続開催し、世界中のジュニア選手が目標とする大会にしていきたい」と強調。男子の難波選手(14)と女子の池田選手(14)は「初の世界大会で貴重な経験になる」「全力で悔いが残らないように頑張る」と決意表明した。