2023年(令和5年) 11月23日(木)付紙面より
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第67回県学校新聞コンクール(県新聞教育研究協議会主催、荘内日報社、毎日新聞社共催)の審査会が21日、酒田市総合文化センターで開かれ、児童・生徒、保護者が制作した力作が、取材力や体裁などさまざまな観点から審査された。
情報化の進展に伴い、情報に対する的確な思考や自主性、創造性を育む意義が高まる中、新聞の制作・発行・発表を通じてそれらを養ってもらおうと毎年、県内全域の小中学校とPTAを対象に実施している。今年は学校新聞、学級新聞、学習新聞、PTA広報などの部門に計45点、243作品の応募があった。
この日は県新聞教育研究協議会の齋藤禎行会長(朝暘第五小学校長)を委員長に、協議会顧問・役員、横田信行毎日新聞社山形支局長らが審査。部門別に文章力や体裁、編集技術、ニュース性、取材力、企画力、地域性など総合的に評価して入賞・入選作品を決めた。
齋藤会長は審査に先立ち「出品数が激減し寂しいコンクールとなったが、働き方改革が叫ばれる中、一生懸命に新聞制作に取り組んだ学校、先生にあたらめて敬意を表する。作品数こそ少ないが、『今を伝えたい』という子どもたちの気持ちをくみ取りたい」と話した。
審査結果と講評は後日、荘内日報紙上に掲載する。荘日賞は次の通り。
◇学校新聞の部▽小学校=朝暘三小「朝三新聞」▽中学校=余目中「余中新聞・大輪」
◇学級新聞の部▽小学校下学年=朝暘一小1、2年サポート2組「げんきっこ」
◇学習新聞の部=浜中小6年1組、同3年1組
◇PTA新聞の部=亀ケ崎小「ひなづる」