2024年(令和6年) 3月22日(金)付紙面より
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鶴岡市の幼保連携型認定こども園・マリア幼稚園(渡會ちづ子園長)の卒園式が20日、園舎のそばに立つ鶴岡カトリック教会天主堂(国指定重要文化財)で行われ、27人が希望を胸に巣立った。
式には卒園児や家族、職員ら関係者合わせて約100人が出席。佐藤由紀副園長が卒園児一人一人に証書を手渡した後、「普段、皆さんがお互い助け合っているところを何度も見ました。友達を思いやる心と優しい心が育ったと思います。小学校に入学しても頑張りましょう」とあいさつした。
神父を務める学校法人双葉学園の千原通明理事長が「98年の歴史を持つマリア幼稚園の卒業生は3800人を超え国内のほか世界に羽ばたいて活躍しています。いつも神様が見守っていることに感謝しましょう」とお祝いの言葉を述べた。
卒園児たちは「先生、お父さん、お母さん、私たちを大切に育ててくれてありがとう」と元気に感謝の言葉を伝え保護者のほほ笑みを誘った。
卒園児には男の子と女の子同士の2組の双子も。式を終えた出席者は天主堂の礼拝堂で記念撮影した。