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2024年(令和6年) 3月29日(金)付紙面より

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先端研を核に教育研究活動 3者が6期目の連携協定締結

 学校法人慶應義塾と県、鶴岡市は27日、慶應大先端生命研究所(同市)を核とした研究教育活動プロジェクトを今後も共同で推進するための協定を締結した。期間は2024―28年の5年間。協定は今回で6期目。今期は、研究成果の活用による多様な地域活性化の取り組みを県内全域に幅広く普及させることも盛り込んだ。

 協定に基づき、慶應義塾は世界的なバイオ研究拠点の形成に向けた研究教育活動を展開するほか、県、鶴岡市と連携して▽地域産業の振興に向けた産学官連携事業▽県内の高校などとの連携による将来の地域を担う人材の育成▽地域との連携による国内外との交流拡大―を柱に掲げ地域活性化に取り組む。先端研は01年に開設され、これまで先端研発のベンチャー企業も8社が生まれている。先端研が立地する鶴岡サイエンスパークでは現在、ベンチャー企業や研究機関など含め約580人の雇用を創出している。県と鶴岡市は引き続き毎年計7億円を拠出し、先端研の研究教育活動を支援する。

 県庁で締結式が行われ、慶應義塾の伊藤公平塾長、吉村美栄子知事、皆川治鶴岡市長が協定書に署名した。伊藤塾長は「先端研は学術だけでなく実社会で新しい価値を生み出す源泉になる。地元企業との共同研究やベンチャー企業の創出、雇用創出により地域活性化に寄与していきたい」と述べ、吉村知事は「さらなる研究の進展、地域との連携交流を期待している。本県産業の振興につなげていきたい」、皆川市長は「ベンチャー企業の次の事業ステージに応じた支援を図り、さらなる雇用創出を目指したい」とそれぞれ語った。

6期目の協定を結んだ、右から伊藤塾長、吉村知事、皆川市長=県庁
6期目の協定を結んだ、右から伊藤塾長、吉村知事、皆川市長=県庁



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