2024年(令和6年) 4月21日(日)付紙面より
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「自分だけの宝物探し『第10回鶴岡クラフト・フェスタin小真木原』」が20日、鶴岡市小真木原運動公園内の特設会場で開かれた。北は北海道から南は鹿児島までプロのクラフト作家約150店舗が出店し、木工やガラス、布小物などさまざまなクラフト品が展示販売され大勢の買い物客でにぎわった。
市民などによる実行委員会主催。コロナ禍の影響で2020年から3年間開催が見送られ、昨年4年ぶりに再開した。今回は全国のクラフト作家が集合し、こぎん刺しやドライフラワー、陶磁器、針金細工、革製品、木工、ニット製の帽子、ネックレスなど華やかなアクセサリー、1本ずつ手植えしたコケの鉢植え、ガラス細工、オーガニックコットンなど、さまざまなブースがスラリと並んだ。
この日は冷たい風が吹いたものの晴れ間も見えるまずまずの天候。会場には子どもからお年寄りまで大勢の買い物客が足を運び、各店で説明を聞きながら品定めした。子ども2人と一緒に訪れた鶴岡市内の30代女性は「混む前に酒田市のおいしいパンを購入し、これからクラフト品を見て回る。素敵な品物ばかりで目移りしそう」と話していた。
会場にはペットボトルを使った風車づくりなどのワークショップやキッチンカーによるフードブースも設置され、家族連れなどでにぎわっていた。フェスタは21日も開催。