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2015年(平成27年) 5月5日(火)付紙面より

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思い出詰まった旧校舎に感謝込めて 朝日中出身者集いお別れコンサート

 鶴岡市の朝日中学校で3日、「旧校舎お別れコンサート」が開かれた。新校舎の完成に伴い、秋までに解体される旧校舎の講堂で、同校出身の高校生や声楽家が歌声を響かせた。

 同校は1958(昭和33)年、本郷、東岩本の両中学校を統合して開校。旧校舎の老朽化に伴い全面改築が進められ、地元産の木材を使った新校舎が今年3月に完成した。生徒たちは4月の新学期から新校舎で学んでいる。旧校舎は今秋までに取り壊され、跡地はグラウンドとして整備される。

 これを受け、同窓会などでつくる実行委員会は新築記念行事としてお別れコンサートや新校舎見学会、旧校舎最後の訪問会などを企画した。新旧校舎の見学会、訪問会は3、4の両日に行われ、地元住民やOB、OG、元教職員など大勢が足を運んだ。

 この日のコンサートは、朝日中出身の高校生たちが中心となってつくるバンド「dot.」(ドット)や同中出身で日本大芸術学部音楽学科声楽コースに在籍する小野寺萌さん、地元住民で結成した創作和太鼓グループ「朝日祥雲御山太鼓」が出演。

 大勢の観客が集まる中、「dot.」はMONGOL800の「小さな恋のうた」、アニメ「メジャー」の主題歌「心絵」などを披露。高校生の若さあふれる歌声に観客が沸いた。続いて登場した小野寺さんは、ドニゼッティ「私は家を作りたい」、高田三郎「くちなし」などを歌った。朝日祥雲御山太鼓はおなじみの「遊月学山」や「疾風」を力強く演奏した。

 旧校舎内では各教室を回って壁や黒板にメッセージを残したり、張り出された昔の卒業アルバムに見入ったりする人の姿も見られた。また、木造在来工法の大型建築物として注目されている新校舎をじっくり見学する家族連れもいた。

お別れコンサートでは旧校舎に感謝を込めた歌声が響き渡った
お別れコンサートでは旧校舎に感謝を込めた歌声が響き渡った



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