2017年(平成29年) 8月13日(日)付紙面より
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県内のトップを切り夏の成人式が12日、鶴岡市藤島の市藤島地区地域活動センターで行われ、夏らしいワンピースやスーツ姿の新成人たちが集い、大人の仲間入りをした。鶴岡市の旧町村ごとに行っていた成人式はこれが最後となり、来年1月から市内全域で冬の成人式として行われる。
藤島地域の対象は1996年4月2日から97年4月1日までに生まれた111人(男54人、女57人)。この日は新成人82人と来賓約30人が出席した。
式では榎本政規市長が「困難に直面しても仲間と力を合わせ、柔軟な対応と新しい発想で切り開いて。失敗を恐れずいろんなことにチャレンジを」と式辞。来賓の祝辞に続き、新成人を代表して菅原祐司さん(20)=大川渡、会社員=が「責任と義務の遂行に努め、より良い社会づくりに微力ながら貢献したい」と誓いの言葉。「若人の歌」として「翼をください」を合唱した。
この春に社会人になったという仙台市在住の冨樫可南子さん(20)=上中野目=は「自分の行動に責任を持っていきたい」と話した。
庄内地域の成人式は14日に同市の朝日、櫛引の両地域、15日に同市の羽黒、温海の両地域と三川町、庄内町でそれぞれ実施される。