2006年(平成18年) 11月3日(金)付紙面より
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鶴岡市一霞地区で、特産の「温海カブ」の収穫が本格化し、同地区にある「あつみかぶら加工所」では、カブの漬け込み作業が盛んに行われている。
同地区では、昔ながらの焼き畑で赤カブを栽培している。主に甘酢漬けに加工され、独特の歯ごたえと辛みで人気がある。先月上旬から漬け込み作業が始まり、今月に入り本格化した。
漬け込み作業は、カブに塩を振って一晩置き、砂糖と酢を加えて重しを載せて3日間寝かせ、保冷庫で10日間漬け込む。
2日は作業員が生産者から持ち込まれたカブを洗った後、1・3トンを漬けることができる大型タンクに大量のカブを投入し、塩を振って漬け込む下準備に追われていた。同加工所では「今年のカブは最高に品質がいいようだ」と話していた。
タンクに積まれたカブに塩を振り、漬け込み準備