2011年(平成23年) 5月11日(水)付紙面より
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「看護の日」(5月12日)を前に、鶴岡市立荘内看護専門学校(校長・三科武荘内病院長)の学生たちが9日、市立荘内病院で、看護実習などでお世話になっている入院患者たちのケアに取り組んだ。
この活動は、ナイチンゲールの誕生日にちなんだ「看護の日」を挟んだ「看護週間」(8―14日)に合わせ毎年、同校学生自治会(福井絵莉子会長)が、患者たちに感謝を表す機会になればと実施している。
この日は学生60人が参加。学生たちは6人ずつに分かれ、同病院の10入院棟に移動。はじめに各棟で代表の学生が「ナースセンターのカウンター前に飾ってください」と荘内病院の看護師に花かごを手渡した。続いて、各病室に移動し、学生たちは入院患者たちと日常会話などを通して交流を深めるとともに、温かいタオルで丁寧に足をふいてあげるなどしていた。さっぱりした患者たちは「ありがとう」と笑みを浮かべていた。
福井会長は「日ごろ実習でお世話になっている患者さまに感謝を込めた心のケアができた」と話していた。
2011年(平成23年) 5月11日(水)付紙面より
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鶴岡市立朝暘第三小学校(渡會晃校長)で10日、天神祭をテーマにした出前講座が行われ、児童たちが祭りのいわれや主役の「化けもの」などについて学んだ。
庄内三大祭りの一つである天神祭について理解を深めてもらうとともに、祭りへの積極的な参加につなげようと、天神祭実行委員会企画委員会広告宣伝部会(山之内潔会長)が毎年企画し、市内の小学校で開いている。
この日の講座には4年生124人が参加。広告宣伝部会のメンバー7人が講師を務め、紙芝居などで天神祭の由来の説明や児童の質問に答えた。
続いて各クラス2人ずつ計8人の児童代表がメンバーに手伝ってもらいながら、長じゅばんと編み笠(がさ)、手ぬぐいで顔を隠す「化けもの」の衣装を身に着けた。その後、化けものから児童たちへジュースの振る舞いがあり、ひと足早く祭り気分を味わっていた。
今回初めて化けものになったという松浦享佑君(9)は「伝統ある天神祭の主役でもある化けものになれてすごくうれしい」と話していた。