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2011年(平成23年) 5月12日(木)付紙面より

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山形市民に名物「孟宗汁」 湯田川温泉観光協会 震災復興協力と誘客兼ね提供

 鶴岡市の湯田川温泉観光協会(大塚勝夫会長)による「東日本大震災復興チャリティ湯田川温泉孟宗まつり」が10日、山形市の霞城セントラルで行われ、同温泉の女将(おかみ)たちが旬を迎えた名物の孟宗汁を山形市民に提供した。

 チャリティーと湯田川温泉の観光PRを兼ねて10年前から開催している恒例のイベント。「朝採り」の湯田川孟宗を酒かすとみそで仕立てた孟宗汁は山形市でもファンが多い。昨年まで開催を休んでいたが、市民から「今年はやらないのか」「湯田川孟宗を山形でも食べたい」など、問い合わせを受けた霞城セントラル管理組合が湯田川温泉観光協会に開催を依頼。県観光物産協会との3者共催で大震災復興協力と誘客促進を目的に3年ぶりに開催した。

 湯田川女将会の大塚せつ子会長をはじめ、同温泉の各旅館の女将や若旦那(だんな)計9人が訪れ、この日の朝に掘った地孟宗約100キロを使って500食分の孟宗汁を調理。義援金に充てるため1杯200円以上で提供した。

 久しぶりの開催とあって、開始時間の午前11時を前に霞城セントラル1階アトリウムには200人ほどが列をつくり、熱々の孟宗汁に舌鼓を打った。

 同温泉観光協会によると、震災後は宿泊のキャンセルが相次いだが、孟宗の時期になって例年並みに戻りつつあるという。女将会の大塚会長は「被災地の復興を願いながら、みんなで元気になりましょう。ぜひ湯田川を訪れて」と笑顔で呼び掛けていた。

大勢の山形市民が訪れ、湯田川名物の孟宗汁に舌鼓を打った
大勢の山形市民が訪れ、湯田川名物の孟宗汁に舌鼓を打った



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