2007年(平成19年) 4月12日(木)付紙面より
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庄内観光コンベンション協会は、春から初夏にかけて内地方を彩る花々を紹介したマップ付きパンフレット「麗しの庄内 花紀行」を作成した。春の行楽シーズンでの観光誘客に“庄内の花めぐり”を新たな観光として売り込んでいく。
同協会などでは、庄内地域の魅力発信と観光誘客につなげようと、四季折々のテーマ観光の提案をはじめ、食や海水浴、産直施設などのパンフレットを作成してきた。
「花紀行」は、花をテーマにした初めてのパンフレット。早春の庄内ひな街道、夏の海水浴や鳥海山・月山トレッキングの間で、春の観光素材として花をアピールするのが狙い。
パンフレットでは、各市町の花の名所や穴場にスポットを当て、ミズバショウや梅、桜(4月)、九輪草、藤、マルバシャリンバイ、菜の花、チューリップ、ツツジ、アヤメ(5月)、バラ、ラベンダー、アジサイ、トビシマカンゾウ(6月)など、庄内地方を彩る代表的な20種類をカラー写真で紹介。鳥海山と月山に自生する高山植物の一部も掲載した。
さらに、それぞれの花が楽しめる紹介場所について、花のマークとともにナンバリングしてマップ上に印をつけたほか、花が咲いている期間を掲載した「花ごよみ」も添えた。
パンフレットはA3判3つ折りで両面カラー刷り。5000部作成し、庄内地方の「道の駅」やJR鶴岡、酒田両駅や観光施設のほか、JR仙台駅、東北横断自動車道酒田線さがえサービスエリアなどに備えている。
同協会では「庄内にはさまざまな花が咲き、名所や庄内の人も知らない穴場もある。この春は庄内の花めぐりを楽しんでもらえれば」とPRしている。
問い合わせは庄内観光コンベンション協会=電0235(68)2511=へ。
庄内地方の春を彩る花々を紹介したパンフレット「麗しの庄内 花紀行」