2007年(平成19年) 7月4日(水)付紙面より
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昨年12月にフランスで開かれた吹奏楽作曲コンクールでグランプリを受賞した鶴岡市出身の作曲家・真島俊夫さんが2日、鶴岡市役所を表敬訪問し、佐藤智志副市長に結果を報告した。
真島さんが作曲した「鳳凰が舞う―印象、京都石庭金閣寺」が、昨年12月16日にフランスのリールで開かれたクードヴァン国際交響吹奏楽作曲コンクールで、世界各国からの応募214曲の中から最高賞のグランプリに選ばれた。グランプリの受賞は日本人初の快挙。
この日、真島さんは高校時代の吹奏楽部のメンバーらと鶴岡市役所を訪れ、佐藤副市長が「全世界の作曲家が作った200曲以上の中から選ばれたことは、大変な快挙であり市民の誇りです」と真島さんの功績をたたえた。
真島さんは「コンクールに出品した『鳳凰が舞う―』は、私が好きな京都をイメージした自信作。グランプリが決まった時、リールの街中から祝福を受け、とても感動した」と受賞当時の喜びを語った。また、「声を掛けていただければ、鶴岡市のPRや子どもたちの指導に尽力したい」と話していた。
鶴岡市出身の作曲家・真島俊夫さんが鶴岡市役所を表敬訪問した