2007年(平成19年) 7月10日(火)付紙面より
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鶴岡観光協会(石原純一会長)は夏の観光シーズンを前に9日から、市中心部の「物産大店でがんす」でも観光レンタサイクルの貸し出しを開始した。
同協会では2002年度から、観光レンタサイクルをJR鶴岡駅前の市観光案内所に設置。観光客に無料で貸し出している。初年度の貸し出しは867台だったが年々利用者が増え、昨年度は2130台となっている。特に夏場の8、9月は1カ月400台近くの利用がある。
でがんすへのレンタサイクルの設置は一時やめていた。しかし、「藤沢文学」ブームもあって市中心部から市街地巡りを始める観光客が多く、さらに、でがんすに今年4月から観光客用コインロッカーを設置したこともあり、利便性を高めようと本年度からあらためて設置することにした。
レンタサイクルは計18台あるうち、でがんすに3台を配置。この日は同協会事務局の市観光物産課の職員がでがんすを訪れ、自転車を設置し、正面入り口に「どうぞご利用ください」と記した案内ポスターを張った。
同課では「徒歩で散策しても楽しいが、自転車でより広範囲に市街地の観光施設などを巡ってもらえれば」と話している。
鶴岡市の中心部にある「でがんす」に設置された観光レンタサイクル