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2007年(平成19年) 7月10日(火)付紙面より

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先人の業績たどる 酒田「公益の碑」巡り理解

 酒田市の東北公益文科大学(小松隆二学長)の公開講座「公益の源流を歩く―公益の足跡をたどるガイドツアー」が7日、市内の3カ所で開かれた。小松学長の案内で、市民が「公益の碑」を見て回り、各種功績を残した先人に思いをはせた。

 酒田の街に残る公益の碑の足跡をたどることで、広く市民から現代に生きている人ができる公益について考えてもらおうと、公益大が同市教委生涯学習課とともに企画した。

 この日は市民約30人が参加。小松学長の案内で同市宮野浦の「中瀬渡船碑」、飯森山稲荷神社内の「開墾祖・佐藤七郎兵衛正廣碑」、日和山公園に建つ「荒木彦助翁功績像」「石井虎治郎碑」など市内3カ所にある「公益の碑」を見学した。

 このうち中瀬渡船碑について小松学長は「1909年に建立されたもの。大学の若手教授たちが見つけた碑で、公益の文字が2カ所にある。公益という言葉は戦前は日常的に使われていた。これが戦後になると『公共の福祉』に変化した」と解説した。

 また、小松学長は「村人にとって石碑はただ同然に安い上、その人の功績を後世に伝えることができる。しかし、安い石だと100年ぐらいしかもたない。高級な御影石は200―300年ほどもつ」と石碑文化について紹介した。参加した市民はメモを取りながら熱心に聞いていた。

小松学長(左)の案内で「公益の碑」を見学
小松学長(左)の案内で「公益の碑」を見学



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