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2007年(平成19年) 7月27日(金)付紙面より

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中核の民間団体育成へ 県の世界遺産育成プロジェクト 県民運動として盛り上げ

 県が進める世界遺産育成プロジェクトの推進方策を検討する県世界遺産育成推進委員会(会長・高野公男東北芸工大大学院教授)の本年度第1回会合が25日、山形市内で開かれた。プロジェクト推進を県民運動として盛り上げるため、本年度は運動の中核となる民間団体の育成やシンポジウム開催などに取り組むことを申し合わせた。

 会合では、プロジェクト推進の指針として2005年度に策定した「推進プラン」について、県が06年度に文化庁に提案した「出羽三山と最上川が織りなす文化的景観」の内容を新たに盛り込んで修正した。県の提案が、翌年度以降の暫定リスト追加選定に向けた継続審査案件となったことを踏まえたもので、実施計画部分の年次計画を見直すなどした。

 県民運動の中核となる団体の育成では、候補資産の保護・保全活動に県民が参加しやすい仕組みづくりを進めるため、県内の関係団体のネットワーク化を図ることを確認。また、県は、運動の一環として計画している「やまがた遺産」の制度創設に向け、検討委員会を立ち上げたうえで、来年度にも公募を実施する方針を示した。

 協議では、各委員から今後の取り組みについて「世界遺産登録は県がやってくれる、という認識が県民には根強くある。県民みんなで取り組む運動につなげなければならない」「行政と民間が一緒に同じ方向に進む、というスタンスが必要だ」「遺産候補などを郷土カルタのようにして、子供たちに普及、学習してもらってはどうか」などの意見が出された。
          

世界遺産登録に向けた県民運動の進め方などを協議した推進委員会
世界遺産登録に向けた県民運動の進め方などを協議した推進委員会



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