2007年(平成19年) 7月27日(金)付紙面より
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第89回全国高校野球選手権山形大会は26日、県野球場で決勝戦が行われた。4年ぶり2度目の夏の甲子園出場を目指した羽黒は日大山形と熱戦を展開。一度は逆転し、4―1と3点リードしたものの、終盤、投手陣が日大山形の集中打を浴び、4―6で敗れ、優勝を逃した。7回の攻防が明暗を分け、羽黒は最終回の同点機を逃した。
羽黒は2回に先取点を許したが、3回1死から木暮が右前に弾き返し同点。続く米畑の内野安打が敵失を誘い、二走・木暮が一気に生還、勝ち越した。4回には4番・佐藤優が左翼席に叩き込み1点を加えた。勢いに乗る羽黒は5回、2死一、二塁から米畑が左翼線に落とし、3点差とした。7回には2死満塁の好機をつかんだが、だめ押し点を奪えなかった。
羽黒の主戦・齋藤は2回以降、粘り強い投球を見せたものの、7回につかまった。4安打を浴び、同点とされ、継投した柴田が逆転を許した。
羽黒は9回、2死二、三塁の同点機をつかんだが、最後の打者が3ゴロに倒れた。
【羽黒―日大山形】羽黒は4回、1死から佐藤優が左翼席に本塁打、点差を広げた